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効率的にUber Eats(ウーバーイーツ)を配達するための自転車選び

バイクか自転車か

※2020年6月1日時点の都心エリアでの配達を基準にしています。
地域や時間帯プロモーションによって差があることをご了承ください。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーになる上で必須なアイテムが自転車(or バイク)です。
自転車選びは、稼ぎの効率にダイレクトに影響します。
様々な観点から比較検討し、より効率的な配達を目指しましょう。

電動自転車とバイクってどっちの方が稼げる?

電動自転車とバイクのメリット・デメリットを見てみましょう。

自転車

バイク

配達数

多い

少ない

配達先までの距離

短い

長い

配達単価

低い

高い

配達可能数

多い

少ない

フィジカル負担

多い

少ない

天気の影響

大きい

小さい

渋滞の影響

小さい

大きい

維持費

安い

高い

GoogleMapとの相性

悪い

良い

結論から言うと、地域差やプロモーションによる差はあると思いますが、都心ではバイクよりも自転車の方が稼ぎやすいと思います。
バイクの場合、遠方への配達が多く、配達単価は高い一方で、配達数が稼げない傾向にあります。
2020年6月1日時点で実施されているUber Eats(ウーバーイーツ)のクエストの特性上、配達回数によって報酬が加算されるため、結果的に自転車の方が報酬が高くなります。

しかし、自転車は天候による影響を受けやすかったり、フィジカルへの負担が大きいので、ご自身にあった方法で無理せず続けることが大切です。

レンタルと自前ってどっちの方が稼げる?

レンタル費用がかからない分、当然自前の方が稼げると言えます。
さらに、自前の自転車であれば、レンタル自転車とは違い、自転車の品質やバッテリー残高に左右されることがありません。

しかし、レンタルする場合でも以下のようなメリットが享受できます。

  • 電池が少なくなったときに自転車を取り替えることが可能(会社による)
  • 故障(パンクなど)のメンテナンスを自分でやる必要がない
  • Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達エリアまで自転車で行く必要がない

さらに、最近のレンタサイクルではUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー向けの月額会員制度で安くレンタルすることもできるので、レンタル自転車でも十分稼ぐことは可能です。

まだ、自転車をお持ちでない方に関しては、まずはレンタルからはじめて、続けられそうであれば、自前の自転車を購入するというのがオススメです。

オススメのレンタル自転車

電動自転車をレンタルする場合は、いくつかの選択肢があります。
どのレンタサイクルがUber Eats(ウーバーイーツ)の配達に適しているのでしょうか?

個人的には、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達で効率的に稼ぐのであれば、ドコモ・シェアバイクがオススメです。

以下、使ってみた感想含め主要4社の比較をしてみました。

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達をするときに使うであろうプランの料金のみ記載しています。また2020年6月時点での情報であることをご了承ください。

ドコモ・バイクシェア(赤チャリ)

ドコモ・バイクシェアのポート
ドコモ・バイクシェア

https://docomo-cycle.jp/

  • 料金(都度): 30分150円 / 延長30分100円
  • 料金(月額): 2,000円(30分まで)/ Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー向けプランあり 4,000円(4時間まで)
  • エリア: 全国各地(ホームページ参照)
  • レンタル方法: ポート経由
  • タイヤのサイズ: 20インチ
  • 解錠方法: Felica / アプリ
  • メンテナンス: 業者
  • 乗り心地: バラツキあり

COGICOGI

https://cogicogi.jp/

  • 料金(都度): 12時間2,100円
  • 料金(月額): 4,000円(税別・売り切れ中)/ 6,000円 / 8,500円 / Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー向けプランあり 6,000円 / 8,500円 / 10,000円 / 14,000円
  • エリア: 東京・京都・大阪・福岡・鎌倉・萩・基山
  • レンタル方法: ポート経由(月額会員は一人一台)
  • タイヤのサイズ: 20インチ
  • 解錠方法: アプリ(Bluetooth)
  • メンテナンス: 業者
  • 乗り心地: 普通

HELLO CYCLING

HELLO CYCLINGのポート
HELLO CYCLING

https://www.hellocycling.jp/

  • 料金(都度): 15分70円 / 上限12時間1,000円
  • 料金(月額): なし
  • エリア: 全国各地(ホームページ参照)
  • レンタル方法: ポート経由
  • タイヤのサイズ: 26インチ
  • 解錠方法: 暗証番号 / Felica
  • メンテナンス: 業者
  • 乗り心地: 良い

PIPPA

https://pippa.co.jp/

  • 料金(都度): 30分100円
  • 料金(月額): 1,500円(30分まで)
  • エリア: 東京(北の方)・京都・宮崎・有田・斑鳩・宿毛・阿南
  • レンタル方法: ポート経由
  • タイヤのサイズ: 24インチ
  • 解錠方法: アプリ(Bluetooth)
  • メンテナンス: 業者
  • 乗り心地: -

結論、私の場合、過去の配達を分析すると、乗り心地は配達スピードにそれ程影響いたしませんでした(配達後の疲労度には影響)。
ですので、2時間の配達を週3回以上する方配達エリアから離れたところに住んでいる方に関しては、「ドコモ・バイクシェア(Uber Eats配達パートナー向けプラン)」がオススメです。

オススメの電動自転車

次に、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーをする上で電動自転車を購入する場合のポイントを以下の3点に絞ってまとめます。

  • バッテリー容量
  • タイヤのサイズ

バッテリー容量

1日に配達する回数に応じてバッテリー容量を選ぶ必要があります。
以下、バッテリー容量ごとの配達可能回数をまとめました。

容量

走行可能距離(パワー)

配達回数

8.0Ah

約30km

約15回

12.0Ah

約44km

約22回

16.0Ah

約59km

約29回

20.0Ah

約68km

約34回

ピーク帯のみの稼働であれば8.0Ahで十分ですが、1日中稼働するのであれば、容量が大きい方がよいでしょう。

パナソニック「ビビ・DX」
  • タイヤサイズ: 26インチ
  • バッテリー容量: 16.0Ah
  • パワーモード: 約59km
  • オートマチックモード: 約70km
  • ロングモード: 約100km

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タイヤのサイズ

乗り心地に大きく影響してくるのがタイヤのサイズです。
過去の配達では、タイヤのサイズによる報酬の差こそほとんどなかったものの、配達後の疲れの残り方が全く違いました。
個人的には26インチ以上の大きめのタイヤがオススメです。
大きめのタイヤは長距離乗っても疲れにくいという特徴や、段差でお尻が痛くなりにくいなどの特徴があります。
一方で、20インチクラスの小さめのタイヤでは漕ぎ出しの安定感や小回りのききやすさに定評があるため、購入を迷っている場合は、レンタサイクルの「ドコモ・バイクシェア」と「HELLO CYCLING」を乗り比べて見ると良いと思います。

ブリヂストン「アルベルトe B400 S型」

  • タイヤサイズ: 27インチ
  • バッテリー容量: 14.3Ah
  • パワーモード: 約48km
  • オートマチックモード: 約75km
  • ロングモード: 約100km

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自転車の形は、ママチャリのような「シティサイクルタイプ」や「スポーツタイプ(e-Bike)」があります。
スポーツタイプは長時間乗っても疲れにくく、100km以上走れるモデルが多いことも特徴です。
一方で前傾姿勢になるため、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達時に料理が傾きやすいというデメリットもあります。

ブリヂストン「TB1e」

  • タイヤサイズ: 27インチ
  • バッテリー容量: 14.3Ah
  • パワーモード: 約54km
  • オートマチックモード: 約90km
  • ロングモード: 約130km

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結論

  • レンタサイクルを使ってUber Eats(ウーバーイーツ)で配達をする場合は、「ドコモ・バイクシェア」の「Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー向けプラン」
  • 電動自転車を購入する場合は、高容量バッテリーのものをなるべく選ぶ
  • タイヤサイズが26インチ以上のものがオススメ

ドコモシェアサイクルのポート

※2020年6月1日時点の都心エリアでの配達を基準にしています。
地域や時間帯プロモーションによって差があることをご了承ください。